業務内容
【募集背景】
募集部署では、統合的リスク管理部門として様々な業務を抱えております。その中で経済価値ベースへの対応が大命題となっておりこれに対応できる人材を求めています。経済価値ベースの対応とは2026年度より開始される経済価値ソルベンシーマージン算出への対応(規制対応及び内部管理対応や事前準備)やIFRSベースでの会計を実施していることによるIFRS17号対応(1年を超える負債に係る一般モデル対応)の中で、アサンプションの設定等にとどまらず実際の算出まで行っています。これらへの対応は専門的な知識や長期負債に対する知見が必要になりこの部分を強化対応していくことが必要と考えています。これに付随するガバナンス態勢も自ら強化することが求められておりこの整備にも力を入れております。
このためこの度、増員を行うこととなりました。
①業務内容
経営数理部では、主に以下の4指標の数値計算を行っています。社内管理ESR、フィールドテスト(以下FT)、一般モデルによるIFRS対応、MCEV。これらの数値を算出するだけではなく、この裏側にあるリスク計測に対し許容できる量を設定しながらモニタリングを行います。これらの成果をまとめ上げながらORSA(Own Risk and Solvency Assessment)レポートにまとめ上げ金融庁に年1回報告しています。これに加えて過去の統計値では表現できないような大規模災害の再現時の損害額が自己資本をどのぐらい毀損するのか自己資本は十分かといったテストも行っています。
②仕事の魅力
経営数理部は小さな組織なので、ただデータを集計するといった単純業務だけでは間に合わないので、アサンプションの検討、モデルの管理・修正・検証、算出値の評価といった経済価値ベースの負債管理における上流から最終段階までのすべての経験が行えます。また当社は、自動車火災に加えて医療保険も持つため、損保・生保どちらの経験であってもこれまでの経験を早期に活かすことができます。